河定やまなしおちなしいみなし会話文3連発
河定やまなしおちなしいみなし会話文3連発
河定①
先生「書道部の○○さんが県から賞をもらいました」
ぱちぱち~
定「銀賞だって。県二位じゃん。すげー」
河音「四階の廊下に貼ってあるやつ?」
定「そうそう。てかお前も字キレイだよな。書道とか硬筆とかしねーの?」
河音「あれは絵とか音楽と一緒で芸術だろ。おれのは単なる『字』だから」
定「ふうん、わっかんねー」
河定②
定「いける」
河音「無理」
定「いけるって」
河音「無理だって!絶対ムリ!」
定「いける。飛べ!」
河音「やだよ!死ぬ!」
定「大丈夫だって。ちょっと勢いつけてさあ、ほらそう、その辺から」
河音「うー……」
定「そうそうそう、っておい!何やめてんだよ」
河音「やっぱできない。滑る。ズルっていきそう」
定「ったく。しゃーねーな。オレのヨッシーに入れてやる」
河音「うう、お願い」
定「よっと。……あ」
河音「あっ」
ちゃらっちゃちゃらちゃちゃん♪
河定③
定「早瀬ー、国語のテストのボーナス問題、何書いた?」
河音「百人一首の好きな和歌?『吹くからに』にしたけど」
定「なんだそれ。そんなんあった?」
河音「『吹くからに秋の草木をしをるればむべ山風を嵐といふらむ』って」
定「分からん」
河音「先生が一字決まりって言ってたから覚えた。定はどれ書いたの?」
定「『瀬をはやみ岩にせかかる』なんとやら。瀬を早みって早瀬じゃんてなって覚えた」
河音「……すごい意味の書いたな」
定「意味まで覚えてねーよ。どんな意味?」
河音「自分で調べて」