ごったに
ごったに
アクア「仕事してたんだよ! 連日缶詰めで夜通し! おっさん頻尿だから夜耐えきれずに机で寝てたらトイレに起きたついでに起こされるんだよ!」
ゴッド「陣書きってそういうもんなのか?」
アクア「他の事務所知らないから何とも」
ゴッド「よく耐えるな」
アクア「こんなでもうらろは好きだし」
グロウ「アクア最近はあんたとこ泊まりゆうがでね」
ルビィ「誰かが生活の世話しなきゃな状態だからねー。うち来ても11時まで寝て昼一回ご飯食べて4時ぐらいに晩御飯どうする? って聞いたら寝てたーとかだし」
グロウ「高校の間で仕事溜まっちょったきか……」
ルビィ「それ一気に片付けるって決めたの本人だからねえ」
アクア「仕事やめても書くものは書くけど」
ルビィ「だよねえ。ていうかあたしが使うのはアクアにしか書けないし」
アクア「じゃあなんで言ったの」
ルビィ「言ってみたくて?」
ゴッド「辞めていーの? ならすぐやめる」
グロウ「冗談! やめられん!」
ゴッド「ちぇ。期待して損した」
グロウ「あっぶな……」
クルス「ごめん、ヒュナにそんな寂しい思いさせてたなんて……ヒュナとの幸せのために仕事をしてるんだってこと、忘れてたみたいだな。これからはもっと、待っててくれるヒュナのこと考えるよ」
ヒュナ「ううん、わたしこそワガママ言ってごめんなさい!」
ルビィ「お兄ちゃん」
アクア「フィー」
グロウ「おばあちゃん? 父さんかも」
ゴッド「母親」
ユール「姉上」
椎羅「ファーストキス? 椎矢だったわねー」
椎矢「うそ!?」
椎羅「ほんとよ。写真もあるし」
椎矢「わたし覚えてないわよ」
椎羅「和志も最初にちゅーされたのわたしよ」
弟「えーっ!?」
椎羅「あ、満月」
椎矢「きれいね。そういえば今日、十五夜だったわね」
椎羅「きれい……ふふ、月がきれいですね、って、きゃー! 柊さんに言ってみちゃおっかな!?」
椎矢「あの人その意味知ってるの?」
ルビィ「さいばー犯罪だって。なんか強そう」
アクア「携帯もパソコンもないから関係ないなあ」
ルビィ「そだねー」
グロウ「あんなして個人情報抜けるがや」
ゴッド「すげえな人間界。……便利だな」
グロウ「ほーでねえ」
ルビィ「片割れって?」
アクア「よく一緒にいる……って誰?」
グロウ「誰のこと?」
ゴッド「ざっくりは見当つくけど、どれ?」
ユール「誰のことを言っているのか分からない」
椎羅「椎矢ならまだ教室じゃない? 掃除当番だったと思うわ」
椎矢「椎羅なら先に帰ったわよ。柊さんと途中まで帰るんですって」
定「片割れってほど一緒にいるっけなあ。あ、来た来た。おーい早瀬、帰ろうぜー」
ヒュナ「はいこれでばっちり。だけど魔力の消耗もあるからヒザの怪我は3日は待ってね」
アクア「ええー、また体育見学かあ」
数年後
椎矢「わたしたちと入れ替わりで弟が中学に上がったのよ。体操服デザイン変わって、長ズボンできたって」
河音「そんな今さら」