カゼンディ会話文まとめ4

精霊5ばっかりの会話文ネタ


・アクアとゴッドの帰省について

ルビィ「アクアずるい」
アクア「え、なんで?」
ルビィ「アクアだけゴッドに夏休みの宿題手伝ってもらえるじゃん!」
アクア「宿題はちゃんと自分でやってるよ! ゴッドも自分の宿題あるし、なんかグロウに頼まれて忙しそうにしてるし」
ルビィ「英語は? 英語も全部自分でやってる?」
アクア「……ちょ、ちょっとだけ教えてもら」
ルビィ「ほらー! アクアずるいー!」
アクア「ちゃんとお礼してるし」
ルビィ「関係ない! ずるい!」

ルビィ「お礼って魔法陣?」
アクア「うん。おれにできるのって陣書くだけだから」
ルビィ「……たぶんそれ、あんましお礼になってないよ」
アクア「え?」
ルビィ「たぶんね、ゴッドに渡した魔法陣、全部グロウのとこ行ってる……」
アクア「……ああ、あー」
ルビィ「今度から家事の手伝いとかにしなよ」
アクア「そうする」

・届かない

ルビィ「なにやってんの?」
グロウ「洗濯機の裏に洗剤のキャップ落といた……!」
ルビィ「うわ大変。取れそう?」
グロウ「届かん。ルビィ取れる?」
ルビィ「グロウが無理なら無理じゃない? やってみるけど……」

ルビィ「全然だめだった」
グロウ「アクアー! ちょっと来てー!」
アクア「なに?」
ルビィ「ここに洗剤のフタ落ちてるの」
グロウ「よう取る?」
アクア「やってみる」

アクア「あっ!」
グロウ「いった?」
ルビィ「いけた?」
アクア「ごめん……奥まで転がってっちゃった」
ルビィ「あちゃあ」
グロウ「ゴッド! まだ帰っちゃあせん!?」
ユール「ゴッドはまだ戻っていない」
ルビィ「そっかー。待つ?」
グロウ「ラップでもかけちょくしかないか」
アクア「ユールはどうだ? 試しに取ってみるくらいはしてみたら?」
ユール「分かった」
ルビィ「あ、ちょ、どこいくの?」

ルビィ「なにそれ」
ユール「勝手口のカーテンをつけていた突っ張り棒だ」
グロウ「その手があった!」

・イカスミ

アクア「それ何?」
グロウ「イカ」
アクア「さばくの?」
グロウ「売り場のおんちゃんに教えてもうたがよ。内臓も料理に使えるがで」
アクア「へえ、すごい」
グロウ「これがワタで、これが墨袋」
アクア「墨袋……」
グロウ「?」
アクア「イカスミも、墨なんだよな……」
グロウ「アクア?」
アクア「イカスミってインクに」
グロウ「ならん! いかん! これは捨てるが!」
アクア「えー」
グロウ「ただでさえあんたの部屋、いろんなインクと修正液と溶剤の臭いですごいことになっちゅうがやき、これ以上変なもん持ち込まれん!」
アクア「そんなに言うほど!?」
グロウ「言うほど。どうにかならんが?」
アクア「うーん、安いのばっかり使うせいかなあ」

・エイプリルフール

ルビィ「ねえねえ、今日は嘘ついていい日なんだって!」
ゴッド「エイプリルフールだっけ」
ルビィ「そう! それでね、あたし5センチ背伸びた!」
ゴッド「嘘つけ」
ルビィ「えへへー、ばれた?」
ゴッド(嬉しそうだな……)

グロウ「ユールって嘘ついたことある? なさそうなイメージやけど」
ユール「一度だけある」
グロウ「小さい頃に? どんな嘘?」
ユール「魔力感覚が使えるようになる前、姉上に痛いかと聞かれて痛くないと」
グロウ「…………」

・ありか

アクア「魔力って、体のどこにあるんだろう?」
グロウ「心臓とか? 血流に乗って、みたいな」
ルビィ「体の真ん中って感じしない?」
アクア「真ん中ってどのへん?」
ルビィ「おへそ、よりもっと下……」
アクア「脚じゃん」
ルビィ「下っていうか奥? 分かんない!」
グロウ「いっそ頭とか?」
ルビィ「ユールは? どう思う?」
ユール「全身にまんべんなく」
アクア「グロウ説と一緒か。ゴッドは魔力ってどこにあると思う?」
ゴッド「秘塔の公式見解じゃ、魔力は重さもかたちもない、どこにもないってことになってるぜ」
ルビィ「正解はないってことかあ……」

ルビィ「そういや、なんで魔力がどこにあるかなんて考えたの?」
アクア「だって、ルビィちっちゃいのにあんまり魔力強いから、どこに入ってるのかなーって」
ルビィ「どこに入ってるって、ご飯じゃないんだから」

・心配事

グロウ「あんたに相談するがもどうかと思うけんど、他に相手になる人おらんきちょっと聞いて」
ゴッド「なんだよ」
グロウ「もう中3やにルビィに生理こん……」
ゴッド「それはほんとに、俺に相談すんのはどうかと思う」

ゴッド「ヒュナさんにでも相談すりゃいいだろ」
グロウ「あん子は違うがって! 魔力ものすごい強いやん、もしかしてそれで成長止まっちゅうがやないかと思うて」
ゴッド「ユールが高1の夏で一番背伸びたからそれはない」
グロウ「そうなが? じゃあ大丈夫やね」
ゴッド「え、解決?」
グロウ「解決」
ゴッド「懸念はそこだけかよ……」

・精霊服

グロウ「精霊服の下、何着いちゅう?」
ルビィ「サラシ」
グロウ「……ほんまや」
ルビィ「こんくらいの紙に魔法陣書いてもらって、中に巻き込んであるの。勝負下着だよ!」
グロウ「あんた意味分かって言いゆう?」

アクア「下に何着るどころかペンの一本も入れるとこない……」
ゴッド「お前のはそうだな」
アクア「ゴッドはいいよね。防御力も高そう」
ゴッド「そこは変わんな……あ」
アクア「?」
ゴッド「そこは魔力の差だからやっぱ変わりあるわ」

・かわいげ

グロウ「ゴッドは可愛げがないきいかん。その点アクアはかあえいきえいわー」
アクア「えーと、ありがとう?」
グロウ「そういうとこがえいー! ユールも素直でかあえいー!」

ルビィ「だってさ。いいの?」
ゴッド「いいも何も、可愛くあろうってのがすでに無理だろ。あいつ人のこといつまで7歳だと思ってんだよ」
ルビィ「でもアクアも一個下なだけだしユール年上じゃん」
ゴッド「精神年齢5つは下だろ」