全校集会

全校集会の裏でバトル 視点バラバラ三人称、ルビィのみ一人称


Side アクア

 体育館の二階に設置された放送室の小窓から、高校二年の放送部員がマイクに顔を寄せるのが見えた。
「校歌、斉唱」
 すっきりと通る女子の声が全校集会のプログラムを読み上げて、吹奏楽部の顧問が壇上に上がる。
 学年順、クラス順、出席番号順で、体育館のちょうど真ん中のあたりに並ばされた河音は、気もそぞろに録音された校歌の前奏が流れ出すのを聞いていた。軽快な指揮棒の動きにもついていけないぐらい、その胸中は不安に満ちている。
 体育館の外で強風が吹いて、教師の列の背後で古い戸がガタガタと音を立てる。全校生徒が声を揃えて歌い出すと紛れてしまう程度の音だ。河音もその声に混じりながら、ただひとり外を吹く風に緊張を募らせる。
 やっぱりあのとき引き返せばよかった。周りにへんな目で見られるのが怖くて流れに身を任せてしまったけれど、こんな思いをするくらいならあのくらいの人波、割っていけばよかった。
 後悔に上の空で歌う校歌は、気づけば一番と二番の単語が入れ替わっていた。しまった、とくちを噤んでも、みんな見ているのはステージの隣に貼り出された歌詞か指揮か、不真面目な生徒なら足下かといったところで、気にする者はいない。
 いや、ひとりだけいた。
 男女別で出席番号が振られているため、ちょうど隣に立っていた椎矢が、横目に河音を見つめていた。
(どうしたの?)
 ゆっくりと、まるで歌っているみたいな口パクで問われる。実は……と語り出すわけにもいかず、河音は眉を下げるばかりだ。
 校歌は滞りなく歌詞のあるパートを終え、スピーカーからは後奏がテンポを落としながら響く。歌うふりをやめて今度こそ声を掛けそうにした椎矢が、不意に背筋を伸ばしてスカートのポケットを押さえた。指が布を寄せて、押さえた物の形が浮かび上がる。携帯電話。着信か、受信か、マナーモードとはいえバイブレーションの音は持ち主をどきりとさせるにはじゅうぶんだ。
「携帯! 見て!」
 河音は精一杯の囁き声で椎矢にせがんだ。アナウンスの声は、校長の挨拶を座って聞くよう生徒たちに求めている。数百人が一斉に姿勢を変えるざわめきに乗じて、椎矢が腰の辺りで二つ折りの携帯電話をそっと開いた。

Side ルビィ

 高校棟、三階、階段にいちばん近い一年M組の教室。そこへ精霊服のマントをなびかせて滑り込み、あたしは真ん中の列、後ろから三番目の机に飛びついた。
「ここだっ!」
 椅子を引いて、机の中に手を突っ込んで、チマチマ探してる余裕なんてないから教科書もノートもまとめて束で引っ張り出す。重なっているノートやファイルをばさばさとめくって、
「ない、ない、……ない!?」
 ない。全然ない。どこにもない。魔法陣がない。
「うそでしょ、どこどこ?」
 教科書の背を掴んでバサバサ振ってみても、落ちてくる物はない。
「なんでえー!? え? あれ?」
 振り回していた教科書には、よく見たら女子の名前が書いてあった。私物の山をめくっていくと、パステルカラーの可愛いファイルに整然とプリントがまとめてある。机を覗くと、残っているのは筆箱らしきクリアポーチ、コンパクトな布のポーチ、イニシャルのシールを貼った電子辞書。Y、S。早瀬でも河音でもない。
「アクアの席じゃない!」
 こないだ見たときはここで依川とお弁当食べてたのに。あれからあたしの知らないうちに席替えがあったんだ。
 教室を見渡す。座席はここの他に五十もある。自分の席に鞄を吊ってあるひとは多いけど、河音がそうしていたかは覚えてない。それにいま河音が鞄代わりにしているのは洋服屋さんでもらった布製のショッパーで、メイン使いするひとは少ないけど体操服袋としてはけっこう人気なのだ。
 探す? 一席ずつ……? そんな時間ないのに!
 焦りで逆に決断が鈍る。もう魔法陣は諦めて直接戦って――最初に否定された策に舞い戻りそうなところで、鋭い声が耳を打った。
「ルビィ! 逃げるで!」
 きゅっ、と精霊服の靴底を鳴らしてグロウが飛び込んでくる。と、思った瞬間には腕を引かれて窓際へと走らされていた。
「うちらあがおらんてバレちゅう! 誰か見回りさせられゆうにかあらん」
「そんな、もう?」
 報告の間もグロウは止まらず、カーテンを掻き分けて窓を開け、さっと外を見渡して頷いた。
「話はあと。跳ぶで」
 言うが早いか、黒で締めた精霊服のシルエットが窓枠を越える。あたしもえいやっと飛び降りて、風で衝撃を殺し、先に降り立ったグロウの横へ着地した。
「伏せ」
 命じられるままにしゃがみこむと、植え込みがあたしたちを隠してくれた。そのまま這うようにして移動しつつ、グロウがたずねる。
「陣は?」
「それがアクアのクラス席替えしてたみたいで、見つからなかった」
「席替え? うちも聞いちゃあせんかったわ。ひょっと、ゴッドやったら知っちゅうかも」
「でも覚えてるかな。それに聞きに行く時間もかかるし」
「聞いちょったら覚えちゅうろ。時間のことは急いでどうにかするしかないろうがね。正面からやりおうて校舎がめちゃくちゃになったら困るろう」
「そうだけど~」
「まずはゴッドとユールに合流するで。中学の通用口まで、姿勢低う、ちゃっちゃと走る!」
「うう、はあ~い」
 きびきびしたグロウの足取りに置いて行かれないよう、地味な作戦でイマイチ乗り切れない自分を叱咤する。あーあ、あたしも先に中学棟行っちゃえばよかった。

Side ゴッド

 思えば半年ちょっとぶりだろうか。なにかと精霊にちょっかいをかけてくる迷惑なバカことクイードだが、やはり魔法の腕だけは良い。魔力量は精霊の比ではないとはいえ、光輪ひとつひとつの精度と濃縮度にはゴッドも、ユールでさえも厄介だと思わされる。
 特にこんな環境では、その厄介ぶりは顕著だ。
「さっきから防戦一方だぜ、精霊! やる気あんのかコラァ!」
 アホ丸出しの煽り文句とともに飛んできた光輪へ、ゴッドはなるべく抑えた動作で剣を向け、魔力の炎を広げて迎える。ぶつかり合った魔力を包み溶かし、貫通力を奪ってなんとか相殺する。
 ここは中学三年の教室が並ぶ廊下だ。剣は大きく振れないし、建物や備品に影響するほどの攻撃はできないし、相手の攻撃を躱して壁や床や天井に受けてもらうことも許されない。クイードの言うとおり、防戦一方とはまさにこのこと。
 ゴッドが無力化しきれなかった光輪は、背後でユールがひとつひとつ、最低限の面積と強度の氷の壁を広げて受け止めている。ユールが前に出て光輪を弾きながら距離を詰めれば、クイードひとりの制圧はそう難しくはない。だが環境さえも守らなければならないという条件では、クイードの速度に反応するためにゴッドには距離が必要であったし、正確に機能する保険としてのユールはゴッドより後ろに置かざるを得ない。
 次の攻撃へと備えて剣を引きつつ、ゴッドは廊下の狭さと、贅沢にも己の恵まれた身長を恨んだ。
「フン、お前たちはさっさとくたばれ! 俺様にはエージェントPの秘密兵器を回収するという、超特大重要任務があるんだよ! うおりゃ!」
 指三本分をまとめた大きな光輪が三つ、同じ軌道で飛んでくる。これが最も厄介だ。ゴッドもできるだけまともにぶつかる位置へ魔力を寄せるが、威力を薄める効果は弱くなるし、剣で受けて弾いてしまっては事だ。結局は勢いも破壊力もほとんど減衰しないまま、光輪は炎を突き抜けた。
 ユールが細い剣先を掲げる。その先をゴッドは確かめず、光輪が自分の方へ弾き飛ばされてくることはないと信頼して、クイードの聞き捨てならない台詞を拾い上げる。
「秘密兵器?」
 こうして聞き返してやるとクイードは単純に喜んでよくしゃべる。しょうもない学びだ。
「ああそうさ。俺とエージェントPの共同開発した人形型装置、その名もネルソン八世だ。王者のマントに冠を戴き、選ばれし者のみに許された錫杖を持つ人形……その正体は世界初の、魔力以外のものを起動スイッチとする時限発動魔法装置! なんと起動スイッチは月の出! しかしその実証実験のため人間界を訪れた際に、エージェントPは装置を紛失してしまった。が! そこは天才にして最強の魔法使いである俺様のこと、貴重な装置には発信器機能を搭載している! そしてその魔力信号を追ってきたのがここ! 装置まではあと何十メートルなんだ、俺様の道を塞ぐなッ!」
 ぴしぴし飛んでくる光輪をあしらいながら、ゴッドは情報の拾いにくい語り口からおおよその事態を読み取る。
 クイードが常日頃行動をともにしている異母妹、ピュッセラインとともに時限爆弾を作り、魔力の影響のない人間界で実験しようとしていたところ落とし、なんやかんやでそれがこの校内にある。
「ほんとお前らロクなことしねーよな」
 思わず愚痴もこぼれるというものである。その背にいつの間にか近づいていたユールが呼びかけた。
「ゴッド。クイードの言う特徴に当てはまる人形を、椎羅が今朝拾得したと言っていた」
「はあ!? マジかよ……」
「ああ」
「で、それはいまどこにあるんだ? 警察か? 教師に届けたのか?」
「いや」
 ユールは顔色ひとつ変えずに答える。クイードは、こういうときには攻撃を仕掛けてこないタイプのバカだ。
「椎羅は、帰り道で交番に立ち寄るつもりだと言っていた。人形は教室にあるか、椎羅が持っていると推測する」
「てことは無人で一‐Jか、体育館で椎羅が持ってるかってことか」
 体育館には生徒も教師も大勢集まっている。クイードが作った爆弾が爆発したとなれば被害は計り知れない。どうしたものかと思いつつクイードに向き直ると、その後ろから走ってくる人影が見えた。
「椎羅なら体育館にはいないよ! 保健室!」
「具合悪いき親に迎えに来てもらうって、荷物も持っていちゅう!」
 ルビィとグロウが、臙脂のセーラー服を走りながら精霊服に入れ替える。クイードが、
「来たか精霊!」
 と嬉しそうに撃つ光輪を、グロウの剣が開いている窓へと弾いた。ルビィはそのままクイードの脇を走り抜け、
「ゴッド! アクアの席わかる!?」
 並んで剣を構えながら問う。
「分かるけど、じゃあお前は魔法陣取って来れなかったんだな」
「うん、だから取ってきて! それまであたしが、なんとか、うん、たぶんなんとかするから!」
 一歩前に出たルビィを、クイードが好戦的な目で見やる。この場をこの二人に預けるわけにはいかないと、ゴッドは廊下の窓を開けた。
「ルビィ、屋上だ。あいつを引っ張り出せ。ユールは階段から行かせる」
「椎羅は? 魔法陣は?」
「任せろ。早く!」
 背を押して急かすと、ルビィは渋るのをやめて表情を引き締めた。赤い瞳がクイードの視線をしっかりと捉える。
「やるか? 精霊」
「やれるもんなら」
 小さなからだがするりと窓をくぐり、砂色のマントが風を受けて大きく広がる。木靴が窓枠を蹴って、ルビィは暴風を意のままにして舞い上がった。クイードが手近な窓を開けて追いかける。
 ほっとするゴッドに、グロウの指示が飛ぶ。
「ユールは屋上、あんたは河音のクラス、うちは保健室。以上、解散!」

Side ルビィ 2

 激しい上昇気流を背に受けて屋上へと飛び上がる。視界のなかで、校舎の冷たい壁と、良く晴れた青空が上下に入れ替わる。ゆったりとした宙返り。グラウンドと体育館を見下ろす景色のまんなかに、紫色の派手な髪が割り込んできた。
「空中じゃ避けられないだろ!」
「それ前にも言ってたけど、」
 立て続けに光輪が飛んでくる。あたしはそれを風で薙ぎ払った。
「魔法使うのに姿勢とか関係なくない?」
 剣は振らなくていい。もし振れたらその刃がなぞっていたはずの軌道をイメージする。なかなか上手くできた。
 満足するあたしとは反対に、クイードは「きーっ!」と声に出して歯噛み。風で落下の勢いを抑えて着地したあたしに、細かい光輪を雨のように降らせてくる。
 光輪は氷の壁に阻まれた。透ける薄さの壁は、砕けたそばから光輪を包むように再度凍結していく。
「ユール、早っ! 鍵かかってなかった?」
「壊した」
 真っ黒な精霊服のユールが涼しい顔でとんでもないことを言いつつ傍らに立つ。
「いいの? あたしたち、学校に被害出ないように屋上に出されたんでしょ?」
「非常事態だ。校内に通常立ち入る人間による被害として処理できる範疇であれば許容される」
 鍵ぶっ壊しちゃう不良なんてうちの学校にいないけど。あきれるあたしをよそに、ユールは氷の壁をいったん全部消してしまう。その向こうでクイードは、身長の倍くらいの位置に浮かんで腕を組んでいた。
「よくやったな精霊。だが、これならどうかな!」
 高く掲げられた右手が、巨大な一つの光輪を回す。あたしは剣を構え、ユールは特に何もしない。
「来るよ!」
「わかっている」
 体中にちからをためて、あたしはその瞬間に備えた。

Side グロウ

 風が校舎の纏う空気を大きく揺らした。ガタガタと窓が揺れる。グロウは再び制服姿で廊下を走りながら嘆息する。外に出たからといって派手にやっていいということではないのに。やはりちゃんと言うべきだったか。
 すこしでも屋上の戦闘を短くするために階段を二段飛ばしで駆け下り、保健室へと向かう。扉の曇りガラス含め、部屋の窓にはすべてカーテンがかかっていて、なかの様子は見えない。問題は校医が在室しているのかどうかだ。
 扉の近くへ貼りつき、会話がしないか耳を澄ませる。聞こえる音はない。扉をじわじわと押し開けて、指一本ほどの隙間からなかを覗く。人影はないが、外に面した戸が開いていて、そこからは半分だけ閉じた体育館の出入り口が見えた。どうやら校医は全校集会に出席し、必要があればすぐ保健室に戻れるよう、たまに様子を見ることにしているようだった。
 なら、そのタイミングとぶつからないよう手早く済ませるだけだ。
 グロウはなるべく静かに戸を開けて室内へ体を滑り込ませた。三つあるベッドのうち、ひとつを囲むカーテンが閉じられている。外から見つからないようにしゃがんでそのなかへ声を掛ける。
「椎羅、おる? 起きちゅう?」
「……楓生?」
 いた。布団をめくる衣擦れを、グロウは落ち着けた声で制する。
「待って、起きてこんとって。聞きたいことがあるが」
 また風が強く吹いて窓を鳴らした。グロウの口ぶりとその風になにかを察したのか、椎羅の声が緊張感を帯びる。
「なに?」
「今朝、人形拾うたがでね。それいまどこへ持っちゅう?」
「あ、わたし迎えに来てもらって帰るつもりだから、交番寄れないなって、椎矢に預けてる。なにかあるの?」
「……それ、爆弾」
「ええっ!?」
 椎羅の飛び起きる気配がして、グロウは慌ててカーテンの内側へ潜り込んだ。
「しっ! しーっ! 出てきたら養護の先生にバレる!」
 ベッドで膝立ちになり、両手で布団を握りしめた椎羅は、熱っぽい頬を青白くして叫んだ。
「それどころじゃないわよ! 椎矢、あの人形ポケットに入れてる!」
「ほんまに? そんな小さいもんなが?」
「小さいわよ、ほんとにストラップくらいなの。わたし見たの、椎矢に渡して、受け取ってスカートのポッケに入れてた! もしかしたらあとで鞄に移したかもしれないけど、でもあのくらいなら入れっぱなしでいても気にならないし、今日全校集会でチャイム鳴ったらすぐ整列だったし、わたし、わたしっ」
「分かった、椎矢が持っちゅう可能性が高いがやね。確認したいがやけど、椎羅、いま携帯持っちゅう? 椎矢も持っちゅうろうか」
 グロウは息を荒くする椎羅を座らせて訊ねた。
「も、持ってる、これ」
 椎羅が枕の下から携帯電話を引っ張り出す。
「メールして。椎矢に。文面は――」

Side 椎矢

「携帯! 見て!」
 河音のただならぬ声音に圧し負けて、椎矢はこっそりと携帯電話を開いた。届いていたのはメールが一通。椎羅からだ。
 なんだ、と拍子抜ける。椎羅は今朝一緒に学校まで来たものの、すぐに具合を悪くして母の迎えを呼び、保健室で休んでいた。迎えが来たので帰りますとか、そんな連絡だろう。
 しょうもない文面を河音にも見せてやろう、と、三角座りのスカートに隠してメールを開封する。
『楓生から伝言。椎矢に渡した人形はクイードの爆弾。早瀬くんの魔法陣で無力化しないと被害が出る。明坂先輩が教室から魔法陣を持っていくから、人形を持って早瀬くんと一緒に体育館を出て』
 携帯電話を取り落としそうになった。その手を河音が強く握る。一瞬どきりとしたが、それどころではない。河音も不安いっぱいの目で画面の文字を追っている。強張ったくちびるが、そんな、とちいさく漏らす。
 ポケットから件の人形を引っ張り出す。マントを着て、冠を被り、杖を持った小さな王様のマスコット。どう見ても爆弾とは思えないが、楓生がそんな冗談を言うわけがないのはよく知っている。
 続けてメールがもう一通来た。
『急いで』
「は、早瀬くん」
 差し出した人形を、河音が躊躇いがちに受け取る。信じられないという顔はしていたが、信じないわけにはいかないのは河音も同じようだ。人形を見つめて数秒、言葉を選ぶ素振りを見せる。
「楓生と連絡が取れるようにしておきたい。けど、おれ携帯使えないから、一緒に来て欲しいんだけど……」
 河音は心細そうに周囲を見回した。
 体育館には全校生徒が一面に座り込み、扉の前にはずらりと教師陣が並んでいる。壇上では校長が、県大会で上位の成績を収めた運動部を褒め称えている。このヒソヒソ話ですら前後左右の生徒が気にしている気配を感じるのだ。ここで立ち上がるにはかなりの勇気が必要だった。
 ごう、と風が吹いた。体育館全体が軋むほどの強い風。校長がはっとしたように言葉を切って、また喋り出す。河音が顔を上げた。
「行こう!」
 意を決した面持ちにつられて、椎矢の足に力がこもった。


2021/04/22

全校集会の裏側でバトル をお題に、リハビリ落書き短編。